吉田 就彦
Narihiko Yoshida
このたび、劇団俳優座の新作公演「⽕の殉難」のオンライン配信を共同で実施します。今回の配信はコロナウィルス感染対策としてはもちろん、⽂化芸術がコロナ禍の影響を乗り切るための新たな⼿段となることに期待を込めての挑戦となります。また、今まで数多くのオンライン配信を⼿掛けた当社が担当することにより、これまでの演劇にはない体験ができるようになります。
< 劇団俳優座とは >
1944(昭和19)年2月に青山杉作、千田是也、東野英治郎、小沢栄太郎、東山千栄子、岸輝子ら10名の同人をもって設立。劇団からは、加藤剛、仲代達矢、平幹二朗、田中邦衛、中村敦夫、山本圭、市原悦子、栗原小巻などの著名な俳優を輩出しています。
劇団俳優座の今後の活動の根幹は、永年の貴重な伝統を引き継ぐとともに、その中に積極的に新しい血を導入して自己革新を図ることにあります。国の内外を問わず時代の息吹を体現した新しい作家・作品を積極的に見いだし上演することを目指し、新作から古典までまだ上演していない優れた作品に貪欲に挑戦する劇団です。
< 火の殉難について >
長年に渡り俳優座の俳優として活動し、演出家としても信頼の厚い川口啓史と、第25回テアトロ新人戯曲賞最優秀賞など受賞歴のある劇団チョコレートケーキの古川健が脚本を手がけたミステリーサスペンス。題材となるのは1936年二・二六事件。当時の蔵相、高橋是清を通して描かれる、「君側の奸」と国家を動かす資本家や政治家を敵視した者たち、そして「殺された側」の家族の絆を描いた物語。
劇団代表 岩崎加根子より
「演劇にたずさわるものの願い」
お客様と共に、愛を求め、楽しみや穏やかな安らぎをみつけたいと望むこと。
人の生き方を考え、一念を貫き、熱き心を持って『共同芸術』に絶えざる精進を、おしまぬこと。
たとえ、人との関わり方が変わっても
その場、その時を凌いで生きる「さま」を表現していく。
その心を絶やさぬよう切にお願い申し上げます。
皆さまのご支援、ご協力なにとぞよろしくお願い申し上げます。
< オンライン配信概要 >
配信プラットフォーム:ZAIKO、LINE LIVE VIEWINGにて配信。
▼ZAIKO
販売開始:11月13日(金) 18時
オンラインチケット:3,000円
販売ページ:https://open-mic.zaiko.io/_item/333050
▼LINE LIVE VIEWING
販売開始:11月18日(水) 予定
オンラインチケット:3,000円
LINE LIVE VIEWING公式ページ:https://viewing.live.line.me/
今回のオンライン配信は、文化芸術×デジタルのニューノーマルとして舞台芸術を担う俳優座が突破口となり、業界全体を引率していきたいと言う思いのもと実施をいたします。業界としては事例の少ないの試みですが、行うことにより地方から来場される方やご高齢者に対しても安心して演劇を楽しんでいただけるようになり、多くの方がどこにいても手軽に文化芸術に触れるキッカケとなります。
メディアからの注目度も高く、仕掛け人として劇団俳優座 演技部の谷部央年とCHET Group CDOの赤津慧の2名が、NHK「クローズアップ現代プラス」のWEBコンテンツ「みんなでプラス」のインタビューを受けています。
なお、視聴者の受信環境や配信時の不慮の機材トラブルの可能性を考慮し、最善の贅を尽したものを確実に提供したいという考えから、後日編集したものを配信いたします。
■劇団俳優座演技部 谷部より
演劇とは、作品を通じて俳優とお客様が出来事をリアルタイムに共有する場のことです。
この度はコロナ禍の影響で、ご来場を危ぶむ声や社会的立場から自粛せざる得ないという声を日本全国から多数頂戴しました。ならば、劇団俳優座として出来ることはないか思考を重ねた結果、赤津君との縁により、今回の配信という選択をしました。まるで乾いたロウソクのように、辛い日常に疲弊したお客様の乾いた心へ寄り添い、そっと灯してあげることが、いま最も望まれる演劇の火であると私は確信しています。
■CHET Group CDO 赤津より
映像と演劇の相性は良いと考えています。配信については、生で感じる役者の吐息や、劇場での臨場感を活かす工夫を盛り込む必要があり、なるべく純度の高い劇場体験を提供したいと考えています。しかし演劇の配信において、どのような映像演出が正しいのか、まだはっきりした答えは出ていないとも考えています。今回の挑戦は大きな試金石であり、その答えに近づくため最善を尽くしたいと思っています。
< 会社概要 >
会社名 :有限会社劇団俳優座
代表取締役社長:宮﨑 健
所在地:東京都港区六本木4-9-2-6F
設立:1951年6月
URL:https://haiyuza.net/
事業内容:演劇の公演及び出演。映画、テレビ、CM等の製作及び出演。
Narihiko Yoshida
昭和54年 4月 ㈱キャニオンレコード(現㈱ポニーキャニオン)入社
平成10年 3月 同社映像制作1部部長
平成11年 6月 ㈱デジタルガレージ入社 エンタテインメント本部長
平成11年 6月 同社取締役副社長
平成13年 9月 同社取締役CCO
平成14年 10月 ㈱イメージクエストインタラクティブ 代表取締役副社長
平成15年 9月 ㈱デジタルガレージ顧問
平成16年 7月 ㈲ワイズハウス取締役(現任)
平成16年 12月 デジタルハリウッド大学院大学客員教授
平成17年 5月 ㈱ユーブック社外取締役
平成17年 5月 ㈱テイツー社外取締役
平成18年 4月 デジタルハリウッド大学大学院教授(現任)
平成19年 2月 ㈱ヒットコンテンツ研究所代表取締役社長(現任)
平成21年 4月 デジタルハリウッド大学教授
平成23年 5月 木とともに暮らす人の協議会木暮人倶楽部理事長
平成24年 1月 一般社団法人木暮人倶楽部理事長(現任)
平成25年 7月 一般社団法人BCI戦略研究所代表理事
平成28年 2月 ㈱正義の味方取締役副社長(現任)
平成29年 2月 ㈱カレッジフォ-ス代表取締役社長(現任)
1957年生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒。1979年、キャニオンレコード(現ポニーキャニオン)入社。音楽、映像、ゲーム、マルチメディア等の制作、宣伝業務に20年間従事する。「チェッカーズ」や「おニャン子クラブ」、「中島みゆき」等の数々の音楽ヒットや「ビートたけし」原作・準主演の「教祖誕生」、原田眞人監督、役所広司主演「KAMIKAZE TAXI」等の映画制作をおこなう。ポニーキャニオンでの最後の仕事は、国民的な大ヒットとなった「だんご3兄弟」(375万枚)。
1999年、ポニーキャニオン退社後、インターネット・ベンチャーのデジタルガレージに取締役副社長として入社し、EC事業、オークション・エスクロウ事業の立ち上げやCCO(Chief Content Officer)として、国内大手通信事業会社や新規事業を指向する大手企業に対し、インターネットを活用したビジネス戦略のコンサルティング業務を行う。同社は2000年12月にJASDAQ市場にてIPOを果たす。
その後、デジタル・コンテンツ関連事業やデジタル・マーケティングを中心とした事業戦略や新規ビジネスのコンサルティングを行なう傍ら、デジタルハリウッド大学大学院吉田就彦研究室を中心に、デジタル・ビジネス関連の研究・人材教育にも携わっている。2007年、(株)ヒットコンテンツ研究所を設立し、ソーシャルメディアを活用したマーケティング支援や人材開発研修、コンテンツビジネスのコンサルティング等を行う。
日本の「素晴らしい木の文化」や「天然志向の木」の良さをアピールすることを目的に、2012年1月に「一般社団法人木暮人倶楽部」を設立、理事長に就任。
2016年、アジアへ向けた日本文化の発信事業として、ミライガープロジェクトに参加するために、(株)正義の味方の取締役副社長に就任し、その第1弾として、タイ国のヒーロー「MIRAIGAR T1 」を生み出し、タイ国においてTV放送を行う等の海外ビジネスを展開。
2017年、ミライガープロジェクトの海外戦略のために沖縄に設立した(株)カレッジフォ-スの代表取締役社長に就任。タイにおける「MIRAIGAR T1」のドラマのセカンドシーズンのTV放送やタイ政府の機関DMRや地元ロータリークラブの支援を得て、日タイ修好130周年記念イベントとして「MIRAIGAR T1」のヒーローショーをタイ全土の学校やイベントで、6ヵ月間、122ヵ所行い、DMRからその防災教育に協力したSDGs活動により感謝レターをいただく。
2019年、文化庁の補助金事業の外部評価委員会の委員長に就任。従前より行っている公益社団法人日本マーケティング協会の機関誌「Marketing Horizon」の編集委員での活動とともに、日本文化を世界に発信する活動を継続中。TV、雑誌、Web等メディア露出多数。
Yusuke Koike
CSO
株式会社CHET Group 代表取締役 / Co-founder
株式会社CHET Marketing 代表取締役
株式会社CHET Agent CSO
株式会社CHET Production CSO
CHET International Sdn.Bhd.代表取締役
株式会社Mr. FUSION アドバイザー
株式会社COUXU アドバイザー
株式会社GIGS CIO
PGT Holdings Director等
1980年、岐阜県生まれ。
DJ&作曲家としてキャリアをスタート。
その後、空間プロデュースや映像など多岐に渡りクリエイターとして活動。
株式会社CCCにてコンテンツ・IP開発業務に携わる。
株式会社MPDにてIP開発・クロスメディア事業をスタート。
2010年 退社し、IP投資運用・販売・管理会社 SCMを設立。
クリエイティブコンテンツ投資運用歴15年。
総運用金額800億以上。関連法人設立16社。
IPプロデューサーとして数々のヒット作をプロデュース(SKY TOWER PJ・極上企画・パリコレ音楽演出など)
ユーザーマーケティング分析を基に、IP・クリエイティブコンテンツ投資、開発、販売、管理、運用、発売を行い、日本で多数の作品がランキング1位を獲得。
組織スタートアップを得意とし、新規サービス・新規商材開発では日本のメディア/業界紙においてリーダーとして特集される影響力があり、関連法人すべてを黒字化させるなど、経営、マネジメントスキルについても高いレベルを持つ。
Toshiya Niikura
COO
株式会社CHET Group CCO
株式会社CHET Agent 代表取締役
株式会社CHET Marketing CMO
株式会社CHET Production COO
CHET International Sdn. Bhd. CCO
2008年 Bellevue College卒業(米国ワシントン州)
2008年-2012年 映画制作、映像配信などのフリーランス
2012年 CHET Production設立 (旧Journal Entertainment Tribute) 代表取締役就任
2020年 CHET Group Co-founder & CCO
2020年 CHET Agent 代表取締役就任
2009年、短編映画「AKATSUKI」受賞
2014年~2019年海外ドラマ、海外映画プロデューサー
2016年、2017年海外共同制作ドラマで日本国交省管轄JNTO賞受賞
2018年~2019年経産省事業プロデューサー
映像コンテンツの海外配給、ライセンス販売、作品プロデュースを通じて
貿易やインバウンド促進などの地方創生事業(総務省、経産省、内閣府)を手がける
Kei Akatsu
CEO
株式会社CHET Group CDO
株式会社CHET Production 代表取締役
株式会社 CHET Agent 代表取締役
CHET International Sdn. Bhd. CDO
株式会社ハロー代表取締役
ディグ株式会社取締役
1990年、茨城県生まれ 東京理科大学経営学部卒。
ニューメディアプロデューサーとして、XR技術を使った施策やアニメ、広告、バラエティ番組、メディアアート、VTUBER、インタラクティブな空間演出など、手がける企画は多岐にわたる。
最近のプロデュース作品は、テレビ東京VTUBERドラマ「四月一日さん家の」、歌舞伎メディアアート「カブキノヒカリ展」、デヴィ夫人YOUTUBEチャンネル「デヴィ夫人- LADY. DEWI CHANNEL」など。